11/24 いつまでも綺麗だねって微笑んで

30歳になった。30歳になってしまった!
もっと絶望感があるかと思ったが、全然そんなことはなかった。30歳になったからなんだというのだ、わたしはわたしだ。
なんて考えられるようになったのはつい最近のことで、つい最近までわたしは、若さ信仰とルッキズムに支配された嫌な女だった。若ければ価値がないと思っていたし、自分のようなブスは価値がないと思っていた。何かきっかけがあったわけではなく、自然とそういう思考はしなくなっていったので、これが大人になるという事かと思う。若さの評価なんて誰もが平等に通る道なのだから褒められても意味がないし、見た目で評価してくる人にはろくな人間はいないのだ。

記念すべき30歳の1日目は、午前も午後も頭が痛くなるほどたっぷりの昼寝をし、牡蛎を食べに連れて行ってもらった(わたしの一番好きな食べ物は牡蛎です)。お昼ご飯を食べすぎていたので、食べ放題なのに思ったより量を食べられなくて悔しかった。

寝る前に交際相手に、「40歳になってもかわいいって言ってね」と言ったら、「そのときの君次第」と言われた。最悪。ナイーブなサーティーの気持ちをわかっていなさすぎる。
でも10年後もきっとわたしは、大人になりきれない、かわいくておろかな人間のままなのだろう。30代も生き抜いていこうね。